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西村康稔衆議院議員が石巻工場を視察

2015年12月14日、西村康稔衆議院議員、勝沼栄明衆議院議員、亀山紘石巻市長が石巻工場をご視察されました。皆様は、当社が取り組む国産材のマテリアル利用及びカスケード利用による「木の300%活用」に強い関心を示されました。当社は、閣議決定されている「森林・林業基本計画」による木材自給率50%の実現に向けて国産材の合板利用を推進して参ります。

森の合板協同組合の岐阜県東濃産材合板を全国育樹祭に使用

2015年10月11日、皇太子殿下をお迎えして岐阜県揖斐川町の谷汲緑地公園にて「第39回 全国育樹祭」が開催されました。式典は大会会長の山崎正昭参議院議長をはじめ約5,000名が参加し盛大に執り行われました。式典会場には森の合板協同組合が製造した岐阜県東濃産ヒノキ100%の国産材合板が皇太子殿下御席をはじめメイン会場やシンボルサイン、招待席および音楽隊ステージなどあらゆるところにふんだんに使用されました。セイホクグループは、式典テーマである「100年先の森づくり」に賛同し国産材の製品化(合板・パーティクルボード等々)を積極的に推進するとともに、木材の炭素固定機能を生かしたサスティナブル利用の重要性を発信しながら日本の森林整備と地域経済の発展に貢献して参ります。

地域活性化フォーラム「緑が拓く地域の芽」開催

2015年10月7日、東京都内において、国土緑化推進機構主催による地域活性化フォーラム「緑が拓く地域の芽」パネルディスカッションが開催されました。木材や森林が地域資源として注目を集めるなか「地方創生」をテーマに斗ヶ沢 秀俊氏(毎日新聞社水と緑の地球環境本部長)がコーディネーターを務め、斉藤 章氏(国産材を使った木材住宅を守る会副会長)、高橋 直樹氏(北海道中川町産業振興課産業振興室主任)、只木 直也氏(京都府立林業大学校校長)、相澤 秀郎(当社専務取締役)の4名がパネリストとして各分野の取組みについて意見交換を行いました。

森林事業部が植林のためのコンテナ苗の準備を開始

2015年9月7日、森林事業部は国産材の伐採後に植林するためコンテナ苗の準備を始めました。コンテナ苗は根巻きが生じるポット苗と異なり開放底面構造となっており、空気に触れると成長を停止する根の特性を活かした軽量小型の根鉢付き苗です。この苗を容器から外しても根鉢の形状が維持されることから根が傷まず活着率が高くなり効率よく植林作業が行えます。

北上プライウッド株式会社の岩手県産材合板を北上みちのく芸能まつりに使用

2015年8月7日~9日の3日間、「第54回 北上みちのく芸能まつり」が岩手県北上市内にて開催されました。北上プライウッド株式会社で製造された岩手県産材を100%使用した合板が、北上川河畔で行われた「トロッコ流しと花火の夕べ」の花火升席として800枚設置されました。今後もあるゆるところに国産材合板を積極的に活用するとともに地域社会に密接にかかわり北上の更なる発展に貢献していきたいと考えます。

エコマテリアル・フォーラム年会シンポジウム開催

2015年7月27日、日比谷において、平成27年度エコマテリアル・フォーラム年会シンポジウム「東京オリンピック・パラリンピックをEcolympicに」と題した講演会が開催されました。当社専務取締役の相澤秀郎は、2020年東京オリンピック・パラリンピックが東京都の掲げる「エコマテリアルの利用促進」を目指す大会であることや東京都がコンクリート型枠用合板を国産材へ転換する取り組みが必要であると唱えていることを踏まえ、当社のセイホクコート(国産針葉樹塗装型枠用合板)を利用し国産材へシフトすることが「Ecolympic」へ繋がる紹介をしました。

北上プライウッド株式会社が竣工式を開催

2015年6月2日、北上プライウッド株式会社が結の合板工場にて竣工式を開催しました。当日は、林野庁、岩手県、北上市、取引先各社および木材・林業・合板業界関係者等180名が参加し、岩手県の達増拓也県知事、北上市の高橋敏彦市長、林野庁の小島孝文木材産業課長より祝辞を頂戴するとともに、当社社長の井上篤博が北上プライウッド株式会社代表取締役社長として主催者代表の挨拶を述べました。また、記念式典後は、地域の森林資源を有効活用することにより「林業の復活、産業の振興、地方の創生」が進んていくことや地域に貢献できる企業となれることを祈念して、根付きがよく寒さに強い岩手県の春の訪れの知らせとして古くから親しまれているオオヤマザクラを工場敷地内に植樹しました。

森林事業部が下刈りを実施

2015年5月15日、森林事業部が、生産拠点を構える宮城県石巻市内の森林にて下刈りをおこないました。下刈りは植裁した苗木がしっかりと生長するために草本、灌木、萌芽、ササ類、シダ類などを取り払う作業です。この管理は苗木に日光が当たり、地中の水分が多く吸収できるようになるため苗木の生長を促進するとともに元気で健全な森林をつくるための大切な作業です。

北上プライウッド株式会社が生産を開始

2015年4月1日、北上プライウッド株式会社・結の合板工場(代表取締役社長 井上篤博)は、岩手県初の内陸部の合板工場としてJAS認証を取得し新規雇用(37名)を含む総勢48名にて生産を開始しました。最新鋭設備の工場では主に岩手県産材のスギ・カラマツ・アカマツを年間10万立方メートル利用し国産材100%の合板を月間25万枚、年間300万枚を生産する予定です。

東京都が「持続可能な資源利用に向けた取組方針」を策定

2015年3月31日、東京都が策定した『東京都「持続可能な資源利用」に向けた取組方針』に於いて、コンクリート型枠用合板の国産材等への転換が、優先的に取り組む必要がある課題として発表されました。東京都の舛添知事が『東京都「持続可能な資源利用」に向けた取組方針』の策定について会見され、三つの柱として掲げた資源ロスの削減、エコマテリアルの利用促進、廃棄物の循環利用のさらなる促進の中の、第2の柱「エコマテリアルの利用」として、コンクリート型枠用合板を国産材等へ転換する取り組みが必要であると発表しました。