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選挙用ポスター掲示板を回収しリサイクルしました

2025年11月21日、当社が製造した選挙用ポスター掲示板(商品名:選挙ポスター用スギ合板)を宮城県知事選挙終了に
伴い各市町村からすべて回収(2,062枚)しました。この掲示板は、「宮城県グリーン製品」に認定されていることから
使用後のリサイクル利用が各市町村の採用理由でもあります。当社では木質資源の再利用を可能にする製造システムの
確立によって【宮城県産材→スギ合板製造→選挙用ポスタースギ合板の利用→選挙用ポスタースギ合板の回収→原料
チップ製造→パーティクルボード製造→家具等基板として再利用】の一気通貫が可能であります。今後とも伐採木材
製品(HWP/Harvested Wood Products)のカスケード利用を継続し持続可能な資源循環と脱炭素社会の実現に貢献
して参りたいと考えています。

11月3日は「合板の日」(2025年11月3日掲載)

11月3日は合板の日です。1907年11月3日に浅野吉次郎氏が日本で初めて合板を製造するためのロータリーレースの開発に成功したことに由来し、この革新的な技術が、日本の合板加工の歴史を大きく前進させました。合板とは、原木をかつら
剥きのように薄くスライスした単板を繊維方向が直交するように貼り合わせた木材製品で住宅の床・壁・屋根の構造用
(写真左)やビル・道路陸橋建設等の基礎工事の型枠用(写真右)として幅広い用途で利用されています。近年では超厚
合板/Cross Layered Plywood(厚さ200mm超)の研究開発が進行中で、中高層建造物の木造化への対応が期待されるなど建築の可能性を広げています。さらに、合板をはじめとする伐採木材製品(HWP/Harvested Wood Products)は燃やさずに利用することで炭素を貯蔵し二酸化炭素の排出を抑える役割も果たし地球温暖化の抑制に繋がります。当社は今後とも合板の魅力とその可能性を発信し続け地球の未来を笑顔で満たす社会づくりに取り組んで参ります。

宮城県産材合板を選挙用ポスター掲示板に使用しました

2025年10月9日、当社が製造した宮城県産材合板(商品名/選挙ポスター用スギ合板)が宮城県知事選挙(投開票日:10月26日)に採用され宮城県内各市町村に2,062枚設置(詳細下記参照)されました。この選挙ポスター用スギ合板は、宮城県グリーン製品(宮城県の環境に配慮した製品)として認定されていることに加え、選挙終了後には当社の環境テクノセンターにおいて木質チップに加工され、パーティクルボードとして生まれ変わり住宅の扉・家具・キッチンの天板などに活用
されます。木材は燃やさない限り炭素を内部に固定する特性から二酸化炭素が放出されず地球温暖化の抑制に貢献します。当社は、今後とも伐採木材製品(HWP/Harvested Wood Products)の需要拡大と木材のカスケード利用(多段的利用)の推進を図り脱炭素社会の実現に向けた取り組みを継続して参りたいと考えています。

選挙用ポスター掲示板の設置場所と枚数
石巻市627枚、登米市413枚、気仙沼市248枚、東松島市189枚、柴田町150枚、涌谷町119枚、
大河原町116枚、丸森町107枚、女川町66枚、七ヶ宿町27枚

10月8日は、「木の日」(2025年10月8日掲載)

10月8日は「木材利用促進の日(通称:木の日)」で、これは漢字の「十」と「八」を組み合わせると「木」になることに由来しています。林野庁では、木材の積極的な利用を促進するため、毎年10月を「木材利用促進月間」と定め、全国的な
取り組みを展開しています。この期間中に行政機関・各種団体・企業などが連携し、「木づかい運動」の一環として、木材利用の意義を広く伝えるイベントや展示会などを全国で開催しています。これらの活動は、森林資源の循環活用、地球温暖化防止、地域経済の活性化など、持続可能な社会の実現に向けた重要な取り組みであり、国産材の活用や木造建築の普及を通じて、豊かな森林と暮らしの共生を目指しています。

第48回 全国育樹祭が宮城県で開催されました

2025年10月4日から2日間、当社の生産拠点がある宮城県で「第48回 全国育樹祭」が開催されました。全国育樹祭は、継続して森を守り育てることの大切さを普及啓発するため、昭和52年から毎年秋に開催されている国民的な緑の祭典です。当社では、大会主旨である「健全で活力のある森林を次世代へ引き継ぐことの大切さに加え、持続可能な森林づくりや森と海の繋がりなどを国民・県民の皆様に改めて認識していただく機会とする」に深く賛同し、2日目に行われた式典会場(宮城県利府町)のステージ背面パネルの合板(写真左)やステージへの階段材としてCLT(写真右)を提供するなど多くの協賛を行ないました。当社は、育樹祭の理念に基づき、豊かな国土の基盤である森林・緑を次世代に繋ぐため、木を「植える」→「育てる」→「収穫(伐採)する」→「利用(製品化)する」のサイクルを自社で体現しながら日本の森林整備と持続
可能な森林づくりに貢献して参りたいと考えています。

8月11日は、「山の日」(2025年8月11日掲載)

8月11日は山の日、制定された「山の日」は、日本の豊かな自然環境を象徴する山々に感謝し自然との関わりを深める日
です。日本の国土の約70%は山地で構成されており山は水源地としての役割を果たすほか森林による二酸化炭素の吸収、
土壌の保持、生物多様性の保全など地球環境の維持に欠かせない存在であり、山が健全であることが都市部の生活に直接的な恩恵をもたらします。当社では、木を「植える」→「育てる」→「収穫(伐採)する」→「利用(製品化)する」の
サイクルを自社で体現しながら山々を若返らせ、伐採した木材を燃やさずに伐採木材製品(HWP/Harvested Wood Products)として利用し炭素を貯蔵し二酸化炭素を大気中に放出させないことで地球温暖化の抑制に繋げています。
当社は、「山の日」を通じて山の恩恵に改めて感謝し、木が持つ多様な性質を最大限に活用しその重要性を広く発信し
日本の森林整備を進めて参りたいと考えています。

選挙用ポスター掲示板を回収しリサイクルしました

2025年8月8日、当社が製造した選挙用ポスター掲示板(商品名:選挙ポスター用スギ合板)を第27回参議院議員選挙終了に伴い宮城県内各市町村からすべて回収(2,060枚)しました。このポスター掲示板は、宮城県グリーン製品(宮城県の
環境配慮型製品)に認定されていることから、セイホク環境テクノセンターでリサイクルチップとして加工し、当社のPB工場で新たにパーティクルボードの原料として生まれ変わり、家具・キッチン・クローゼットの扉やキャビネットの内装用など多岐にわたり使用されます。木材は燃やさない限り炭素を固定し続けるため二酸化炭素の排出を抑え地球温暖化の防止に繋がります。当社は今後とも、伐採木材製品(HWP/Harvested Wood Products)のカスケード利用を推進し、持続可能な資源循環と脱炭素社会の実現に向けて取り組んで参りたいと考えています。

宮城県産材合板を選挙用ポスター掲示板に使用しました

2025年7月3日、当社が製造した宮城県産材合板が第27回参議院議員選挙(投開票7月20日)の選挙用ポスター掲示板として宮城県内各市町村に2,060枚設置(詳細下記参照)されました。宮城県グリーン製品(宮城県の環境に配慮した製品)と
して認定されている同掲示板(商品名/選挙ポスター用スギ合板)は宮城県産のスギを使用し、選挙終了後には当社の環境テクノセンターに運び込まれ木質チップに加工されパーティクルボードとして生まれ変わります。木材は燃焼されない限り炭素を内部に固定する特性があり二酸化炭素の放出を抑えることができるため地球温暖化の抑制に繋がります。当社は、
今後とも伐採木材製品(HWP/Harvested Wood Products)の需要拡大を図り脱炭素社会の実現に貢献して参りたいと
考えています。

選挙用ポスター掲示板の設置場所と枚数
石巻市627枚、登米市412枚、気仙沼市247枚、東松島市189枚、柴田町150枚、涌谷町119枚、
大河原町116枚、丸森町107枚、女川町66枚、七ヶ宿町27枚

森林資源部がさし穂のさし木苗栽培を行ないました

2025年6月13日、当社の森林資源部が少花粉スギ(宮城県産10,000本・岩手県産10,000本)のさし木苗栽培を行ない
ました。さし木苗栽培は、成長したスギの枝を切り取ったさし穂をコンテナに植えて発根させるため、種から育てる方法と異なり親木の特性をそのまま引き継ぐことができるため品質が安定します。当社では発根がより促進されるよう直射日光を避けながらビニールハウスの中で温度(20~25℃)や湿度(60~80%)を一定に保ちながら1日1~2回のミストかん水を
行ない3~6週間かけて発根した苗木を屋外育苗施設に移し栽培を継続します。当社は、今後とも様々な栽培方法を用いて
少花粉スギや抵抗性クロマツなど高品質な苗を安定的に生産することにより、木を「植える」→「育てる」→「収穫
(伐採)する」→「利用(製品)する」のサイクルで日本の森林環境の整備に貢献して参りたいと考えています。

選挙用ポスター掲示板を回収しリサイクルしました

2025年5月15日、宮城県グリーン製品に認定されている当社の選挙用ポスター掲示板(商品名:選挙ポスター用スギ合板)3,666枚を宮城県内3市2町(石巻市・登米市・東松島市・柴田町・大河原町)の選挙終了に伴いすべて回収し、セイホク
環境テクノセンターでリサイクルチップとして加工しました。加工したリサイクルチップは、当社のPB工場で新たに
パーティクルボードとして生まれ変わり、家具・キッチン・クローゼットの扉やキャビネットの内装用など多岐にわたり
使用されます。木材は燃やさない限り二酸化炭素を大気中に放出せず炭素を貯蔵することになり地球温暖化の抑制に繋がります。当社は、今後とも伐採木材製品(HWP/Harvested Wood Products)のカスケード利用を継続し脱炭素社会の実現に貢献して参りたいと考えています。