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森林資源部が苗木の生産を開始しました

2024年4月10日、当社の森林資源部が苗木の生産を開始しました。写真左は、育苗箱に少花粉スギの種子を播きビニール
ハウス内で水やりなどを行ない、発芽して苗長が2~3cmになった毛苗をコンテナに移植して栽培します。写真右は、
少花粉スギのさし穂(11,000本)をコンテナに移植し屋外育苗施設で栽培します。当社は、木を「植える」→「育てる」→「収穫(伐採)する」→「利用(製品化)する」のサイクルを自社で体現しながら、その重要性を発信し続けて参ります。また、可能な限り木を燃やすことなく自社で製品化(合板・PB・LVL・CLT)し、伐採木材製品(HWP/Harvested Wood Products)が持つ炭素貯蔵力で地球温暖化抑制に貢献して参りたいと考えています。

国産材主要3樹種で門松を作りました

2024年1月4日、セイホクオリジナル門松を生産拠点のある宮城県石巻市の各工場入口(写真左)と文京区の本社玄関
(写真右)に飾りました。この門松は、合板を製造する際に発生する木芯(国産材主要3樹種のスギ・カラマツ・ヒノキ)を再利用して製作したものです。当社は、木を可能な限り燃やさずに製品化(伐採木材製品:HWP/Harvested Wood Products)していることで炭素を固定し二酸化炭素を大気に放出しないため地球温暖化の抑制に貢献しています。また、
国の「森林・林業基本計画」で掲げられた国産材を合板用材として年間700万立方メートル利用する目標の達成に向けて「GO(合板)!700!」を合言葉に今後とも引き続き努力して参ります。

選挙用ポスター掲示板を回収しリサイクルしました

2023年11月6日、当社が宮城県産材を利用して製造した選挙用ポスター掲示板1,754枚を同県内の3選挙が終えたことで回収しました。回収した選挙用ポスター掲示板は、燃やさない限り二酸化炭素を大気に放出しないため、木材を多段的に利用(木のカスケード利用)することが重要です。そこで当社のセイホク環境テクノセンターで選挙用ポスター掲示板を木質
チップに加工し、パーティクルボードの原料とします。リサイクルチップによって生まれ変わったパーティクルボードは、新たな伐採木材製品(HWP/Harvested Wood Products)としてさらに炭素を固定し続けます。当社は、今後とも二酸化
炭素の排出を抑え脱炭素社会の実現に向けて取り組んで参りたいと考えています。

11月3日は「合板の日」(2023年11月3日掲載)

11月3日は合板の日(1907年11月3日に日本で初めて合板を製造した日)です。合板は、原木をかつら剥きのように薄く
スライスした木材(単板)の繊維方向を交互に直交させて貼り合わせた木質素材です。合板の用途は、住宅の床・壁・屋根
(写真左)の構造用として、ビル・マンション、道路陸橋建設などの基礎工事(写真右)の型枠用として使用します。
また、選挙用ポスター掲示板・道路遮音壁・家具など様々なところで利用されています。近年では超厚合板(Cross Layered Plywood)の開発が進むなど今もなお進化を続けています。木材を燃やさずに使い続けることで二酸化炭素を大気に放出せずに炭素を固定化し続ける合板は伐採木材製品(HWP/Harvested Wood Products)として今後の脱炭素社会の実現に向けて大きな役割を果たしています。当社は今後とも地球の未来を笑顔にするために合板の魅力を発信し続けて
いきたいと考えています。

宮城県産材合板を選挙用ポスター掲示板に使用しました

2023年10月13日、当社が宮城県産材を利用して製造した合板が選挙用ポスター掲示板として同県内の3つの選挙
(宮城県議会議員、女川町長、女川町議会議員/10月22日投開票)に採用され、1,464ヵ所(1,754枚)に設置(詳細下記)されました。再生可能である木材を燃やさずに使い続けることは、炭素を固定化し二酸化炭素を大気に放出しないため、
伐採木材製品(HWP/Harvested Wood Products)の利用拡大が地球温暖化の抑制に繋がります。また、当社が製造する選挙用ポスター掲示板は、選挙終了後には当社がすべて回収し、新たにパーティクルボードの原料となって住宅の床や壁、家具として生まれ変わり、さらに炭素を固定化し続けます。当社は今後も脱炭素社会の実現に向けて木材が持つ炭素貯蔵力を最大限に生かし、地球環境の保護と住環境の充実を目指して参りたいと考えています。

選挙用ポスター掲示板の設置場所と枚数
石巻市720枚(石巻市産材)、登米市278枚(登米市産材)、気仙沼市180枚(気仙沼市産材)
(以下全て宮城県産材)
女川町217枚、東松島市94枚、柴田町75枚、涌谷町60枚、大河原町58枚、丸森町54枚、七ヶ宿町18枚

8月11日は、「山の日」(2023年8月11日掲載)

8月11日は山の日、今年のテーマは「感じよう、山の恵み、森の恵み」です。森林は、山地災害防止・土壌保全・
水源涵養・炭素貯蔵・木材供給・生物多様性保全など私たちの生活をより豊かにする数多くの役割を果たしています。当社は、「山の日」に改めて木に感謝するとともに、木を「植える」→「育てる」→「収穫(伐採)する」→「利用(製品化)する」のサイクルの大切さを発信し続け、森林が今よりさらに元気になるよう森林の整備活動を進めています。森林を
活性化することは地球温暖化の抑制に繋がります。具体的には、立木を伐採し合板等の木材製品に加工することは、炭素を固定化し二酸化炭素を大気に放出しないことに加え、当社が生産している抵抗性クロマツや少花粉スギの苗木を植林して
いくことは、若い木の成長過程において二酸化炭素の吸収作用がより大きくなります。当社は、今後とも可能な限り木を
燃やすことなく、伐採木材製品(HWP/Harvested Wood Products)が持つ炭素貯蔵力で木材の資源循環に取り組み
ながら日本の森林整備に貢献して参りたいと考えています。

森林資源部が岩手県遠野市で森林づくり活動を開始しました

2023年6月15日、当社の森林資源部が岩手県遠野市宮守町で森林(材積:10,340㎥)の伐採に着手しました。伐採した立木は、合板・LVL・パーティクルボードなどの製品に加工され市場へ供給されます。伐採した立木を燃やさずに合板などの伐採木材製品(HWP)として加工し木造住宅の部材や木製家具として利用することは、二酸化炭素を大気中に放出せず
炭素を貯蔵することになるため地球温暖化の抑制に繋がります。また、伐採跡地には苗木(幼木)を植林することで森林の若返りを図り、その成長過程において二酸化炭素を吸収するとともに、土壌保全・水源涵養・生物多様性保全などが高まりより豊かな森となって環境保全に役立つことになります。当社は、今後とも可能な限り木を燃やすことなく、伐採木材製品(HWP)が持つ炭素貯蔵力と二酸化炭素の吸収量の多い若い苗木の力で木の資源循環に取り組みながら持続可能な
社会づくりに貢献して参りたいと考えています。 

国産材主要3樹種で門松を作りました

2023年1月5日、セイホクオリジナル門松を生産拠点のある石巻の各工場入口(写真左)と文京区の本社玄関(写真右)に飾り新年を迎えました。この門松は、当社が合板を製造する過程で発生する木芯(国産材主要3樹種のスギ・カラマツ・
ヒノキ)を再利用して製作したものです。当社は、森林・林業基本計画による国産材の合板利用700万㎥/年の目標達成に向けて、新たに「Go(合板)!700!」をキャッチフレーズとして森林資源のマテリアル利用及びカスケード利用をさらに推進していくとともに、本年も地球環境の保護と住環境の充実を目指し資源循環の社会を次の世代へ伝えて参ります。

11月3日は「合板の日」(2022年11月3日掲載)

11月3日は合板の日です。合板の日の由来は、1907年11月3日に浅野吉次郎氏が日本で初めて合板を製造する機械ロータリーレースの開発に成功したことです。その開発から115年の歳月が経過し合板は今もなお進化を遂げ、その汎用性の高さ
から構造用合板は住宅の壁・床・屋根に用いられ、塗装型枠用合板は建設の基礎工事などで生コンクリートを固める枠材
として使用されています。そして近年では厚さ20cmの超厚合板(Cross Layered Plywood)が開発され、今後は木造の中・大規模建築物への利用が期待されています。合板は、燃やさずに使い続けることで炭素を固定化し二酸化炭素を大気に放出しないため、あらゆるところに合板を使用することが地球温暖化の抑制に繋がるなど持続可能な社会の実現に向けて
欠かすことのできない製品として認知されています。当社は、今後とも合板の炭素貯蔵力で地球の未来を笑顔にして
いきたいと考えています。

第9回 県民参加の森林(もり)づくり植樹祭に参加しました

2022年10月29日、みやぎ森林づくり支援センター主催の「第9回 県民参加の森林(もり)づくり植樹祭」が宮城県女川町女川浜字日蕨第二地内にて開催され、当社社員が、当社の育苗した300本のカラマツを始め、コナラ、クヌギ、ヤマザクラなど合計600本を宮城県民の方々とともに植樹しました。当社は、本会の趣旨である「伐採した後の再植林の大切さ」と
それによってもたらされる「持続可能な森林(もり)づくり」に賛同し、この植樹祭への参加を継続しております。
当社は、今後とも植林活動へ積極的に参加するとともに当社の高品質な苗木を提供しながら日本の森林整備に貢献し
豊かな森林を次の世代へ繋げて参りたいと考えています。