日本木工機械展/Mokkiten Japan2023(日本木工機械工業会主催)が開催されました
2023年10月5日、日本木工機械工業会主催の「日本木工機械展/Mokkiten Japan2023」(名古屋市)が開催され、
河村たかし名古屋市長(前列中央)を主賓として開幕式典が執り行なわれ、テープカットには、当社社長の井上篤博が
日本合板工業組合連合会の会長(前列中央より右2人目)として参加しました。同イベントは、木材加工産業・環境産業の発展に寄与することを目的とし、木材加工機械や林業機械をはじめとした木材に関するあらゆる最新機器等を紹介する
展示会となっています。また、今回、合板機械メーカー3社が合板の板面品質を自動で選別する機械を出展し、その技術
水準・独創性・経済効果が高く評価され「技術優秀賞」を受賞しました。この機械の開発には、日本合板工業組合連合会が合板業界の未来を見据え、合板機械メーカーに具現化の協力を依頼すると同時に、AIによる板面品質であってもJAS
認証されるようJAS法の改定に取り組んだものであります。合板機械メーカーと業界団体の尽力によって、合板のさら
なる均質化や品質向上が実現し、今後、更なるオートメーション化が進む新しい時代を迎えたことを示す関心度の高い
展示会となりました。
「日本に健全な森をつくり直す委員会」の結成15周年記念シンポジウムが開催されました
2023年9月10日、NPO法人「日本に健全な森をつくり直す委員会」の結成15周年記念シンポジウム「日本の進む道を
示そう」が開催(東京都内の会場とライブ配信を併用)されました。同委員会の委員長である養老孟司氏のオープニング
挨拶を皮切りに、森林を始めとした様々なテーマについて多くの出演者(20名)による討論会が行なわれました。
本会には、当社社長の井上篤博も参加し同会を総括して閉会の挨拶を行ない、カーボンニュートラルの実現を目指すなか、再生可能である木材を燃やさずに使い続けることで二酸化炭素を大気に放出しないうえに炭素を固定化できるので木材の
マテリアル利用が最も重要であります。例えば、1300年前に創建された法隆寺の木造建築群や100年前に東京駅を始めと
した丸の内開発で使用された数万本の松杭等は歴史的建造物としての魅力だけでなく、現在もなお炭素を貯蔵する役割を
担い、環境面からも素晴らしさを備えています。今後も脱炭素社会の実現のために、伐採木材製品(HWP/Harvested Wood Products)をはじめとした木材が持つ炭素貯蔵力を最大限に生かし、様々な分野の方々とともに日本の進む道を
示して参りたいと述べました。
日本合板工業組合連合会の2023年度通常総会が開催されました
2023年5月11日、日本合板工業組合連合会は2023年度の通常総会を開催し、当社社長の井上篤博が同会会長として総会終了後に記者会見を行ないました。井上篤博は、国産合板の需要拡大に向けて引き続き超厚合板(CLP)の技術開発や製品
開発を進めることに加え、合板用材として700万立方メートルの利用目標を目指す「GO(合板)!700!」の全国展開等を掲げました。また、日本の豊富な森林資源の循環(植える→育てる→収穫(伐採)する→利用(製品化)する)を考え、50年先、100年先を見据え安定した市場づくりが必要であると述べました。
取引先の株式会社コメリ様より感謝状が授与されました
2023年2月7日、当社のお取引先である株式会社コメリ様が新潟市内において、創業70周年記念式典を開催されました。
この式典では、株式会社コメリ様に対する当社の積極的な商品提案と誠意ある取引姿勢が評価され優秀取引先として感謝状が授与されました。檀上では、株式会社コメリ代表取締役社長の棒雄一郎様と当社社長の井上篤博が固い握手を交わすと
ともに、今後ともコメリ様のご期待にお応えできるよう高品質な製品を安定的にお届けすることをお約束致しました。
令和4年度「林産特別セミナー」(JAS協会主催)が開催されました
2022年9月29日、日本農林規格協会(JAS協会)の主催により、令和4年度林産特別セミナーが東京都内の会場とライブ配信を併用した形で開催されました。本会には、当社社長の井上篤博がJAS協会副会長および日本合板工業組合連合会
会長として出席し、木材業界は、昨年来のウッドショックによる木材の高騰に加え、ロシア・ウクライナ情勢、原油価格の高騰、急激な円安などが重なり未曾有の事態と言っても過言ではありませんと挨拶しました。本会は、林野庁の鈴木清史
課長補佐による【木材需給の変動への対応について】と筑波大学の立花敏准教授による【世界の木材需給の動向と日本の
林産業界の今後】と題した木材業界へのタイムリーな情報提供が行われ、参加者は熱心にメモを取るなど有意義な時間を
過ごし閉会となりました。
JAS協会の令和4年度通常総会が開催されました
2022年6月23日、一般社団法人日本農林規格協会(JAS協会)の令和4年度通常総会が開催され、当社社長の井上篤博が
同協会副会長として挨拶を行ないました。井上篤博は、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、「森林・林業基本計画」にある合板用材の700万立方メートル利用目標を達成し、伐採木材製品(HWP/Harvested Wood Products)が
もつ炭素貯蔵力によって二酸化炭素の放出削減に貢献していくと述べました。
日本合板工業組合連合会の2022年度通常総会が開催されました
2022年5月30日、日本合板工業組合連合会は2022年度の通常総会を開催し、当社社長の井上篤博が同会会長として
再選され総会終了後に記者会見が行なわれました。井上篤博は、日本合板工業組合連合会会長として
CLP(Cross Layered Plywood)で商標登録をした「超厚合板」の技術開発や製品開発をさらに推し進め、
今後期待される中高層木造建造物での使用を目指していくと述べました。また、国産材利用においても
「GO(合板)!700!」を新たなキャッチフレーズに掲げ、合板業界として森林林業基本計画で示された
国産材利用量年間700万立方メートルの目標を達成し、国産合板等の伐採木材製品(HWP/Harvested Wood Products)のもつ炭素貯蔵力で脱炭素社会の実現に向け邁進していくと表明しました。
令和3年度 「林産特別セミナー」(JAS協会主催)が開催されました
2021年9月1日、日本農林規格協会(JAS協会)が主催した令和3年度「林産特別セミナー」が東京都内で開催され、
会場およびウェブにて同協会会員および木材関係者63名が参加しました。当社社長の井上篤博は、JAS協会副会長・
日本合板工業組合連合会会長として挨拶を行ない、持続可能な目標開発(SDGs)への関心が高まるなか、
「住生活基本計画」や「森林・林業基本計画」が閣議決定されたことは、10年先を見据えた森林・林業政策ならびに住宅政策の基本となる極めて重要な計画であり、木材産業に携わる者にとりとても関心の深いものでありますと述べました。
JAS協会の令和3年度通常総会が開催されました
2021年6月15日、一般社団法人日本農林規格協会(JAS協会)の令和3年度通常総会が開催され、当社社長の井上篤博が
同協会副会長として再選されました。井上篤博は、JAS制度とJASマーク品の普及活動を行なう当協会において食品
関係がメインとなるなか、JASには木材もあるということを改めて認識してもらえるよう活動を続けて参りたいと挨拶を
行ないました。また、木材業界としても農林水産省・林野庁の指導のもと、森林・林業基本計画に則り木材の需要拡大と
同時に木材自給率もより高めて参りたいと述べました。
「超厚合板の開発」に関する成果報告会(日合連主催)が開催されました
2021年3月1日、日本合板工業組合連合会が主催した令和2年度林野庁補助事業「超厚合板の開発」に関する成果報告会が
東京都内で開催され、会場およびウェブにて同会員や木材関係者約140名が参加しました。当社社長の井上篤博は、
日本合板工業組合連合会会長として挨拶を行ない、二酸化炭素を回収して有効活用し貯蔵するCCS(Carbon dioxide Capture and Storage)とCCUS(Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage)の世界的な取り組みは、まさに
「木の特性」を指しているものであり、木材の使用量が多い超厚合板の開発は、より多くの炭素を固定化することができ
地球温暖化の解決へ繋がると述べました。また、本講演では、青木謙治准教授(東京大学大学院農学生命科科学研究科)が「米国における超厚合板の開発と実用化」および「超厚合板の曲げ性能」、渋沢龍也領域長(森林総合研究所複合材料
研究領域)が「我が国における超厚合板の研究開発の方向性」をテーマに超厚合板に関する最新動向を紹介し高い関心を
集めました。