長尺合板を出荷しました
2011年12月26日、再稼働しました長尺ラインより日本農林規格(JAS)の検査を経て、長尺合板を出荷しました。この出荷により当社では東北地方の間伐材を中心とした厚さ5.5ミリから35ミリ、幅600ミリから1200ミリ、長さ1800ミリから3030ミリの国産針葉樹構造用合板の全てのアイテムが取扱い可能となりました。
2011年12月26日、再稼働しました長尺ラインより日本農林規格(JAS)の検査を経て、長尺合板を出荷しました。この出荷により当社では東北地方の間伐材を中心とした厚さ5.5ミリから35ミリ、幅600ミリから1200ミリ、長さ1800ミリから3030ミリの国産針葉樹構造用合板の全てのアイテムが取扱い可能となりました。
2011年12月26日、石巻第3工場の事務所棟の建設が始まりました。構造は株式会社シェルターのKES構法を採用し、当社の宮城県産材の厚物針葉樹構造用合板と構造用LVLを使用した耐震性が高く、広い空間を実現した建物です。床・屋根には厚さ24ミリのネダノン、壁には壁倍率5倍が得られる厚さ24ミリのネダノンスタッドレス5+(ファイブプラス)、天井現しはインテリア用として開発した厚さ24ミリのc+(シープラス)です。土台・束にはヒノキLVL(E90)、梁・桁・土台にはカラマツとスギの複合LVL
(E110)、垂木、床根太にはカラマツLVL(E90)、母屋・母屋垂木にはベイマツLVL(E140)を使用しました。また、建設現場用の仮囲いも当社の宮城県産材の合板を使用しました。防塵や遮音を含めた安全性や施工性にも優れ、通行人や通行車両に対して美観性もやさしく、リサイクル可能で環境に負荷をかけない商品です。
2011年12月22日、静岡県産材100%の構造用合板を静岡県内へお届けしました。2010年より静岡県内の地産地消の声と連携して静岡県産材100%合板を石巻工場にて生産してましたが震災の影響で一時中断となりました。今後は月間1,000立方メートル規模で安定供給します。再開第一便は、木を感じ、体で温もりを感じ、自然の共生を室内で感じることのできるC+(シープラス)というインテリアとしてご使用いただける合板です。
2011年12月16日、宮城県栗原市立花山小学校5年生と6年生の19名が石巻工場を訪問・見学しました。森林が9割を占める花山地区の木材がどのように社会で利用されるかを目的とした工場見学も3回目となりました。今回は通常の工場見学の他に復旧・復興への道のりや木質系がれきの再利用をテーマにしましたが、全員が真剣な眼差しをして説明を受けてました。また、被災した石巻や当社を心配して寄せ書きをしていただいた「翔」の激励旗や皆様のお言葉にセイホク(株)並びに西北プライウッド(株)の全従業員が心から感謝しております。
「東北復興合板」…東北地方の間伐材を使用した国産材100%合板です。
「宮城復興合板」…津波で被災した宮城県の海岸線の松100%の合板もしくは
宮城県の海岸線の松50%以上+宮城県産杉の合板です。
復興資材として地域貢献の重要資材として使用していだきたいと考えます。
各種サイズに対応し、厚さは9・12・15・24・28ミリでサネ加工にも対応いたします。
2011年11月13日、宮城県女川町の統一地方選挙の選挙ポスター掲示板に初めて当社製造の宮城県産材合板が採用されました。今回の選挙は震災後延期となった宮城県議会議員・女川町長・女川町議会議員のトリプル選挙として全国の注目を集めました。選挙終了後女川町より掲示板を回収し隣接する石巻市の当社セイホク環境テクノセンターで貴重な木質資源として燃料チップを製造しました。今回のチップは当社バイオマス発電プラントにて電力と蒸気を生産するコジェネレーションシステムによりサーマルリサイクル燃料として有効活用し木質資源の循環をいたします。
2011年10月27日、宮城県女川町において選挙ポスター用掲示板として県内で初めて杉合板が採用されました。この杉合板の原料には宮城県産杉を活用し、選挙ポスター用掲示板が取り外された後には、当社グループのセイホク環境テクノセンターでチップ化され、再び繊維板(PB、MDF)の原料として活用。一部疲弊したチップはバイオマスボイラーの燃料として活用されます。
2011年10月14日、宮城県登米市に11.2ヘクタール(112,780平方メートル)の森林を購入しました。東日本大震災による被災から力強い復興を果たし、地球環境の保護と住環境の充実を目指すシンボルとして『復興の森』と命名しました。当社は、東北の森林資源を活用した安心してご使用いただける日本農林規格(JAS)F☆☆☆☆クラスの木材製品を生産しながら森林整備をおこない、二酸化炭素の吸収力を上げ太陽の恵みに生かされる美しい森林づくりを目指します。
2011年7月26日、セイホク(株)石巻工場と石巻第三工場が日本農林規格(JAS)認証工場の資格を再取得いたしました。
また、西北プライウッド㈱石巻工場も、同9月26日にJAS認証工場として再認定されました。東日本大震災で甚大な被害を受けましたが、皆様のおかげをもちまして、再び震災前と同じ生産量で日本農林規格合板(F☆☆☆☆クラス)を製造販売できるように復旧いたしました。
2011年7月26日、震災後初となる製品を出荷しました。製品は針葉樹構造用合板12ミリ厚3×6判を1,000枚、24ミリ厚3×6判を1,000枚を関東のプレカットメーカーへ出荷いたしました。製品にはソプラノ歌手の鈴木慶江さんの「顏晴ろう(がんばろう)」から石巻弁風にした「顏晴っぺ(がんばっぺ)セイホク」としてお客様のもとへお届けいたします。