NEWS

令和7年度「石巻港」一斉清掃に参加しました

2025年11月11日、石巻港清港会が主催する令和7年度の石巻港一斉清掃が行なわれ、当社も石巻港湾企業の一員として
積極的に参加しました。当日は、沿道の草陰に隠れた空き缶、空き瓶、ペットボトルなどを丁寧に回収しゴミのないきれいな街づくりに取り組みました。当社は、今後とも近隣企業をはじめ地域の皆様と連携しながら石巻港の美化活動に協力し、住みよく働きやすい地域社会を目指して参りたいと考えています。

第6回 THFAセイホクカップ2025が開催されました

2025年11月8日から2日間、当社の生産拠点がある宮城県石巻市のセイホクパーク石巻において、東北サッカー協会主催による「第6回THFAセイホクカップ2025東北U-15女子サッカー選抜大会」が開催されました。当社は、東北地域の女子サッカーのレベル向上を目指し、「東北から日本全国へ、東北から世界へ」と羽ばたく選手を応援したいという想いから2018年の第1回大会から協賛を継続しています。今大会も東北6県から集った中学生(106名)が真剣な眼差しでピッチに
立ち、仲間と声を掛け合いながら熱く、ひたむきな姿でゴールを目指しました。当社は、東北6県のU-15女子選抜チームが地域の枠を越えて技術を競い合い、互いに切磋琢磨できる環境を提供し、地域社会のさらなるスポーツ振興と活性化を図りながら子どもたちの夢を応援して参りたいと考えています。

2025年度「合板の日」記念式典が開催されました

2025年11月7日、東京都江東区新木場において、2025年度「合板の日」記念式典が開催され、来賓ならびに合板業界関係者が全国から参加(約200名)されました。まず始めに主催者を代表して吉田繁実行委員会会長が挨拶を行ない、続いて来賓を代表して谷村栄二林野庁次長ならびに榎園弘東京都産業労働局農林水産部長が祝辞を述べられました。「合板の日」実行委員会感謝状表彰では、当社社長の井上篤博が実行委員会の委員としてプレゼンテーターを務め、受賞者の山下晃功名誉
教授へ感謝状を贈呈しました。山下晃功名誉教授は、合板を使った木工を広く一般社会に紹介する活動および合板や木材に関するイベントを主導的に進めるなど合板普及への多大なる貢献をされています。同表彰式後には、国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所フェローの原田寿郎氏による「木質をめぐる防耐火の現状~大規模木構造の防耐火の新技術~」と題した記念講演が行なわれるなど大盛会の式典となりました。

11月3日は「合板の日」(2025年11月3日掲載)

11月3日は合板の日です。1907年11月3日に浅野吉次郎氏が日本で初めて合板を製造するためのロータリーレースの開発に成功したことに由来し、この革新的な技術が、日本の合板加工の歴史を大きく前進させました。合板とは、原木をかつら
剥きのように薄くスライスした単板を繊維方向が直交するように貼り合わせた木材製品で住宅の床・壁・屋根の構造用
(写真左)やビル・道路陸橋建設等の基礎工事の型枠用(写真右)として幅広い用途で利用されています。近年では超厚
合板/Cross Layered Plywood(厚さ200mm超)の研究開発が進行中で、中高層建造物の木造化への対応が期待されるなど建築の可能性を広げています。さらに、合板をはじめとする伐採木材製品(HWP/Harvested Wood Products)は燃やさずに利用することで炭素を貯蔵し二酸化炭素の排出を抑える役割も果たし地球温暖化の抑制に繋がります。当社は今後とも合板の魅力とその可能性を発信し続け地球の未来を笑顔で満たす社会づくりに取り組んで参ります。

非住宅木造建築フェア2025が大阪にて開催(10/30-31)されます

2025年10月30日(木)から31日(金)までの2日間、大阪のインテックス大阪において「非住宅木造建築フェア2025」が
開催されます。本展示会は、非住宅分野における木造・木質建築の可能性を広げることを目的とした専門性の高いイベントであり、オフィスビル・商業施設・公共建築・教育施設などの木造化に関心を持つ建築関係者(出展社数270社)が一堂に会します。当日の会場では、当社が国産材を原料として開発している長さ方向と幅方向の強度が同等の性能を持つ「等方性大断面部材」のプロトタイプを展示します。皆様には是非とも実物に手を触れてご体感頂きたくご来場を心よりお待ちしております。

宮城県産材合板を選挙用ポスター掲示板に使用しました

2025年10月9日、当社が製造した宮城県産材合板(商品名/選挙ポスター用スギ合板)が宮城県知事選挙(投開票日:10月26日)に採用され宮城県内各市町村に2,062枚設置(詳細下記参照)されました。この選挙ポスター用スギ合板は、宮城県グリーン製品(宮城県の環境に配慮した製品)として認定されていることに加え、選挙終了後には当社の環境テクノセンターにおいて木質チップに加工され、パーティクルボードとして生まれ変わり住宅の扉・家具・キッチンの天板などに活用
されます。木材は燃やさない限り炭素を内部に固定する特性から二酸化炭素が放出されず地球温暖化の抑制に貢献します。当社は、今後とも伐採木材製品(HWP/Harvested Wood Products)の需要拡大と木材のカスケード利用(多段的利用)の推進を図り脱炭素社会の実現に向けた取り組みを継続して参りたいと考えています。

選挙用ポスター掲示板の設置場所と枚数
石巻市627枚、登米市413枚、気仙沼市248枚、東松島市189枚、柴田町150枚、涌谷町119枚、
大河原町116枚、丸森町107枚、女川町66枚、七ヶ宿町27枚

10月8日は、「木の日」(2025年10月8日掲載)

10月8日は「木材利用促進の日(通称:木の日)」で、これは漢字の「十」と「八」を組み合わせると「木」になることに由来しています。林野庁では、木材の積極的な利用を促進するため、毎年10月を「木材利用促進月間」と定め、全国的な
取り組みを展開しています。この期間中に行政機関・各種団体・企業などが連携し、「木づかい運動」の一環として、木材利用の意義を広く伝えるイベントや展示会などを全国で開催しています。これらの活動は、森林資源の循環活用、地球温暖化防止、地域経済の活性化など、持続可能な社会の実現に向けた重要な取り組みであり、国産材の活用や木造建築の普及を通じて、豊かな森林と暮らしの共生を目指しています。

宮城県より感謝状が授与されました

2025年10月5日、当社の生産拠点がある宮城県で開催された「第48回 全国育樹祭」においてセイホク株式会社(写真左)および西北プライウッド株式会社(写真右)が宮城県緑化等功労者として表彰され感謝状が授与されました。この表彰は、同県初の全国育樹祭の開催を記念し県内の森林保全・担い手育成・緑化推進・木材利用等で功績のある個人や団体に贈ら
れるものです。当社は、森の恵みを活かす「ものづくり」部門(木材産業の振興、県産材の需要拡大、木材を利用した伝統工芸品の製作、特用林産物の生産等)での受賞となり、多年にわたり宮城県産材の需要拡大に努めたことが高く評価されたものです。当社は、宮城県産材を活用した合板・パーティクルボード・LVL・CLTの更なる需要拡大を目指し、地域
経済の一層の発展に貢献して参りたいと考えています。

第48回 全国育樹祭が宮城県で開催されました

2025年10月4日から2日間、当社の生産拠点がある宮城県で「第48回 全国育樹祭」が開催されました。全国育樹祭は、継続して森を守り育てることの大切さを普及啓発するため、昭和52年から毎年秋に開催されている国民的な緑の祭典です。当社では、大会主旨である「健全で活力のある森林を次世代へ引き継ぐことの大切さに加え、持続可能な森林づくりや森と海の繋がりなどを国民・県民の皆様に改めて認識していただく機会とする」に深く賛同し、2日目に行われた式典会場(宮城県利府町)のステージ背面パネルの合板(写真左)やステージへの階段材としてCLT(写真右)を提供するなど多くの協賛を行ないました。当社は、育樹祭の理念に基づき、豊かな国土の基盤である森林・緑を次世代に繋ぐため、木を「植える」→「育てる」→「収穫(伐採)する」→「利用(製品化)する」のサイクルを自社で体現しながら日本の森林整備と持続
可能な森林づくりに貢献して参りたいと考えています。

「日本・インドネシア・マレーシア 三国合板合同会議」が開催されました

2025年9月18日、マレーシアのサラワク州ミリにおいて「日本・インドネシア・マレーシア 三国合板合同会議」が開催
され、インドネシア合板協会(APKINDO)、サラワク木材協会(STA)、サバ木材産業協会(STIA)、日本木材輸入協会(JLIA)、日本合板工業組合連合会(JPMA)の各団体が参加しました。当社社長の井上篤博は、日本合板工業組合連合会会長として出席し、終結の見えない戦争や米国の関税政策など不安定な国際情勢が続いていることに触れた後に、国内の合板業界の状況や様々な課題について説明しました。三国は引き続き木材製品の生産・利用拡大を図りながら情報共有と意見交換を行ない、持続可能な森林環境の整備に向けて連携強化に努めることを誓い閉会しました。