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「平成19年度みやぎの木づかい」感謝状を受賞しました

2007年10月15日、セイホクと西北プライウッドは、宮城県の県産スギや間伐材を積極的に利用し、合板・パーティクルボード・MDF・LVLを生産しています。企業理念である木の300%活用を進めることにより、林業の活性化と元気な森林づくりを目指しています。このたび宮城県より「みやぎの木づかい運動」の一環として、県産材利用促進功労者として受賞いたしました。当社は、生産拠点を置く宮城県石巻市において、県産材への取り組みが受賞されることは大変光栄であります。今後もさらなる宮城県産材の利用拡大に努めてまいります。

中越沖地震復興のため合板を無償提供しました

2007年7月25日、セイホク(東京・文京)は新潟県中越沖地震の復興に役立ててもらうため、柏崎市に合板を無償提供しました。提供した合板は、被災した住宅の修理や補強材として使う構造用合板で特に外壁など補強に利用しやすい針葉樹構造用合板12ミリ厚の長尺タイプ(3×10判)が350枚です。新潟県建築組合連合会からの資材提供の要請は「1階から2階まで1枚で張ることのできる3×10判であれば、強度が出て耐震性向上につながる。また施工性が高いので応急修理の時間も短縮できる」ということで長尺タイプが求められました。セイホクは、「宮城県北部地震の際には全国から支援を頂いた。そのお返しの意味でも長尺合板の提供を通じて復興に貢献できれば」(齋藤強常務取締役)と述べました。

5周年祝い討論会「経営者は信念を訴えて」(仙台商工会議所青年部主催)が開催されました

2007年7月25日、仙台市青葉区のホテルにおいて、仙台商工会議所青年部創立5周年の記念式典とパネル討論会が会議所のメンバー約250名の参加をもって開催され、記念式典では青年部 新田秀悦会長が「5周年を機に会社経営の活性化、社会貢献に努めたい」と挨拶しました。当社社長の井上篤博は討論会にパネラーとして参加し、生活用品製造販売「アイリスオーヤマ」(同市)の大山健太郎社長をはじめとした3名の経営者と地元企業の発展性をテーマに意見を交わしました。当社社長の井上篤博は「仙台は東北の中心。経営者の内なる情熱は伝わるが、もっと声高に(セールスポイントを)アピールしたほうがいい」と訴えました。

パネル討論会「日本の木を使い、森と環境を守る」(NPO法人才の木主催)が開催されました

「市民・産業・地域からみた木づかい・森づくり -連携とコミュニケーション-」
2007年4月20日、東京大学弥生講堂においてNPO法人「才の木」の設立記念シンポジウム「日本の木を使い、森と環境を守る」が開催されました。参加者の顔ぶれは、「市民・産業・地域からみた木づかい・森づくり」という講演題目にふさわしく、林業、木材業、建築業、消費者・市民、学協会、マスコミなど多方面にわたっています。当社社長の井上篤博はパネラーとして設立記念パネルディスカッションに参加しました。議論の内容は、作り手・売り手・買い手の「連携とコミュニケーション」が具体的にイメージできるものとなりました。

宮城県産杉合板利用拡大連絡協議会を設立しました

宮城県では間伐材を含む地域森林資源の有効活用策として特に杉を原料にした宮城県産杉合板の需要拡大を目指し、宮城県森林組合連合会、宮城県素材生産協同組合、東北合板工業組合の三団体で宮城県産杉合板利用拡大連絡協議会を設立しました。宮城県庁にて2003年12月16日設立総会を開催、会長に当社社長の井上篤博を選出、現在月間3,000立方メートルの使用に過ぎない宮城県産材の合板への利用をさらに増やし、30%の軽量化と強度的にも優れた宮城県産杉を利用したスギ合板の利用拡大を通じて地域経済の活性化を目指していく方針です。

「検証 住宅資材の市況動向」(ナイス株式会社主催)が開催されました

2006年7月15日、今年の住宅市場はどうなるのか、実際の需要はどのように動いていくのか、そして供給側はそれにどのように対応しようとしているのか。当社社長の井上篤博が対談を通じて、合板市況の行方について検証しました。

川村林野庁長官 石巻工場を視察

2006年7月4日、林野庁の川村秀三郎長官がセイホクの石巻工場を訪れ、宮城県産材を活用した合板製造ラインやバイオマス発電施設を視察しました。川村長官は環境対策を実施し、国内での国産材需要の急増を受けて、環境に配慮した合板製造や間伐材などの木材資源の有効利用策に積極的に取り組む生産現場を視察するため当社を訪れました。石巻地区の合板生産量は全国生産の2割以上を占め、林野庁の「木材の新しい流通・加工システムモデル整備事業」を導入して国産材合板生産に取り組み、併せて宮城県では「森林資源活用パイロット事業」などを展開して杉間伐材など県産材の安定的な供給確保を図っています。

インタビュー記事掲載

2005年5月21日 朝日新聞 【be on Saturday フロントランナー】にて当社社長井上篤博のインタビュー記事が掲載されました。

インタビュー記事掲載

2005年1月17日 日経産業新聞 【談話室】にて当社社長井上篤博のインタビュー記事が掲載されました。

第1回エコプロダクツ大賞 農林水産大臣賞受賞

2004年12月9日、当社は、エコプロダクツ大賞推進協議会が主催する平成16年度(第1回)エコプロダクツ大賞エコプロダクツ部門において、農林水産大臣賞を受賞しました。今回受賞した国産材合板『杉工房』・『松工房』は宮城県の地域森林計画対象民有林の樹種別蓄積量で約98%を占める杉や松を利用した合板です。

『杉工房』・『松工房』の特徴
国産杉材は、輸入カラマツ等に比べ強度不足の弱点がありましたが、単板を貼り合せる時に使用する接着剤の組合せや、製造技術の向上に伴い、諸問題を克服できる製品を開発することができました。従来製材用不適合とされたB材や利用価値がないとされてきた小径木等を安定的に使用できることで、間伐後放置されていた林地残材の削減や、B材の安定需要による間伐事業の採算向上にも繋がり、県下林業構造改善にも貢献するものであります。さらには地球環境保護にも繋がります。また、剥き芯や製造工程で発生する合単板片は、チップ化され、木質ボードの原料としてリサイクル使用されています。使用後の合板も当社にて回収し同様にチップ化し、再び製品化することで再利用しています。

『エコプロダクツ大賞』とは…
「エコプロダクツ大賞」は、環境負荷の低減に配慮したすぐれた製品・サービス(エコプロダクツ)を表彰することを通じて、エコプロダクツの供給者である企業等の取り組みを支援し、わが国におけるエコプロダクツの開発・普及の促進を図るとともに、エコプロダクツに関する正確な情報を需要者サイド(事業者、消費者等)に広く伝えることを目的に、今回初めて実施されたものです。最もすぐれたエコプロダクツ部門において農林水産大臣賞、経済産業大臣賞、国土交通大臣賞、環境大臣賞の4件の大賞が、エコサービス部門において農林水産大臣賞、経済産業大臣賞、国土交通大臣賞、環境大臣賞の4件の大賞が、それぞれ決まりました。また、大賞に次いですぐれたエコプロダクツとして、エコプロダクツ部門で10件、エコサービス部門で6件がエコプロダクツ大賞推進協議会会長賞(優秀賞)となりました。