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「第43回 日本・台湾・韓国 合板産業懇談会」が開催されました

2024年11月11日から13日の3日間、台湾の台北市において、日本・台湾・韓国の合板産業関係者27名が一堂に会し「第43回 日本・台湾・韓国 合板産業懇談会」が開催されました。本会には、台湾区合板製造輸出業同業公会の林宸慶理事長、韓国合板ボード協会の朴勝晙会長が出席され、当社社長の井上篤博も日本合板工業組合連合会会長として出席し日本代表として挨拶を行ないました。日本・台湾・韓国の3カ国から自国の原木供給の状況や合板需要の動向など合板産業に関する様々な現状について報告がなされました。また、合板などの伐採木材製品(HWP/Harvested Wood Products)の需要拡大に
よる炭素固定化が地球温暖化防止に寄与するとの認識を共有するとともに、今後も定期的に情報交換を行ない3カ国間の
連携強化を進めていくことを確認し協議を終えました。

第5回 THFAセイホクカップ2024が開催されました

2024年11月9日~10日の2日間にわたり、当社の生産拠点がある宮城県石巻市のセイホクパーク石巻において、東北
サッカー協会が主催する「第5回THFAセイホクカップ2024東北U-15女子サッカー選抜大会」が開催されました。
当社は、東北地域の女子サッカーレベルの向上や大会を通じて互いの技術や精神を磨きながら課題を解決していくという
本大会の主旨に賛同し第1回大会(2018年)から協賛を継続しています。今大会も東北6県から集った中学生(108名)が日々の練習で培ったテクニックを存分に発揮し全力でゴールを目指しました。当社は、今後とも様々な形でスポーツ
イベントに参加し子どもたちの輝ける未来のためにサポートを続けて参りたいと考えています。

第10回 県民参加の森林(もり)づくり植樹祭に参加しました

2024年11月9日、みやぎ森林づくり支援センター主催の「第10回 県民参加の森林(もり)づくり植樹祭」が宮城県
東松島市野蒜字南赤崎地内で開催され当社社員も参加し、当社が育苗した300本の抵抗性クロマツを宮城県民の方々とともに植樹しました。当社は、この植樹祭が木を「植える」→「育てる」→「収穫(伐採)する」→「利用(製品化)する」のサイクルの重要性を発信する活動であることから毎回参加しています。伐採跡地に苗木を植林することは、森林の若返りを図り、その成長過程において二酸化炭素を吸収するとともに、土壌保全・水源涵養・生物多様性などが整いより豊かな森となり環境保全に役立つことになります。当社は今後とも植林活動に積極的に参加し日本の森林整備に貢献して参りたい
と考えています。

2024年度「合板の日」記念式典が開催されました

2024年11月8日、東京都江東区新木場において、2024年度「合板の日」記念式典が開催され、来賓ならびに合板業界関係者が全国から参加(約200名)されました。冒頭に吉田繁実行委員会会長が主催者を代表して挨拶を行ない、続いて来賓を
代表して清水浩太郎林野庁林政部長ならびに榎園弘東京都産業労働局農林水産部長が祝辞を述べられました。「合板の日」実行委員会感謝状表彰では、日刊木材新聞社の岡田直次会長が木材業界の様々な情報を発信し業界の発展にご尽力された
ことが高く評価され受賞しました。同表彰式においては当社社長の井上篤博が実行委員会の委員としてプレゼンテーターを務め、受賞者の岡田直次会長へ感謝状を贈呈しました。同表彰式後には、東京大学大学院農学生命科学研究科の恒次祐子
教授による「新たな機能評価による木材の付加価値化~地球環境と人のウェルビーイングの観点から~」と題した記念講演が行なわれるなど大盛会の式典となりました。

石巻港一斉清掃に参加しました

2024年11月7日、石巻港清港会主催の「令和6年度石巻港一斉清掃」が行なわれ、当社も石巻港湾の企業として同港内の
美化を目的とした本会の主旨に賛同し積極的に参加しました。当日は、空き缶・空き瓶・ペットボトル等を収集し、沿道が徐々にきれいになっていく様子を実感しながら清々しい気分となりました。当社は、今後とも近隣企業と協力しながら美化活動に取り組んで参ります。

11月3日は「合板の日」(2024年11月3日掲載)

11月3日は合板の日です。1907年11月3日に浅野吉次郎氏が日本で初めて合板を製造するロータリーレースの開発に成功
したことが登録の由来です。合板は、原木をかつら剥きのように薄くスライスした単板の繊維方向を交互に直交させて
貼り合わせた製品で、住宅の床・壁・屋根の構造用(写真左)やビル・マンションなどの基礎工事の型枠用(写真右)
など様々な用途に使用されています。また、近年では超厚合板/Cross Layered Plywood(厚さ50mm超)の開発も進み、中高層建造物の木造化に大きく貢献するなど今もなお進化し続けています。さらには、合板を始めとした伐採木材製品
(HWP/Harvested Wood Products)は燃やさないことで二酸化炭素を大気中に放出させないうえに炭素を貯蔵する
ことで地球温暖化の抑制に繋がります。当社は今後とも地球の未来を笑顔にするために合板の魅力を発信し続けて
いきたいと考えています。

自社林にて植林を行ないました

2024年10月28日、自社林(宮城県石巻市)の伐採跡地に当社で育苗したスギの苗木700本を植林しました。この取り組みは、森林サイクルの「植える」→「育てる」→「収穫(伐採)する」→「利用(製品化)する」を具現化する第一歩です。今後は、この苗木を適切に管理し育てることで二酸化炭素の吸収量の多い若い苗木の力と当社の伐採木材製品(合板・PB・LVL・CLT)が持つ炭素貯蔵力によって地球温暖化の抑制と日本の森林整備に貢献して参りたいと考えています。

石巻市内のすべての小学校・中学校へ図書および本棚を贈呈しました

2024年10月22日 当社創立70周年の記念事業の一環として、当社の生産拠点である宮城県石巻市内のすべての小学校・
中学校へ図書11,300冊・本棚45台(宮城県産杉100%使用の合板で製造)を【セイホク図書館】として贈呈しました。
この贈呈式では、石巻市内の学校を代表し石巻市立大街道小学校の2年生児童29名から感謝の言葉とともにダンスや
本の読み聞かせが披露されるなど心温まる楽しい時間をプレゼントして頂きました。
当社は、子供たちに読書を通じて学ぶことの楽しさを、また、本棚に触れることで木の温もりを感じて頂き、
心身ともに健やかに成長して欲しいと心から願っています。

宮城県産材合板を選挙用ポスター掲示板に使用しました

2024年10月15日、宮城県産材を利用して製造した当社の合板が衆議院議員選挙(投開票10月27日)の選挙用ポスター
掲示板として採用され宮城県内の各所に1,380枚が設置(詳細下記参照)されました。この合板掲示板は、選挙終了後に
当社へすべて持ち込まれセイホク環境テクノセンターでリサイクルチップとなり当社の製造ラインでパーティクルボードに生まれ変わります。パーティクルボードは、住宅の扉・家具・キッチンの天板などに使用され炭素を固定化し続けることができます。当社は、今後とも木材のカスケード利用を積極的に推進し、伐採木材製品(HWP/Harvested Wood Products)が持つ炭素貯蔵力によって脱炭素社会の実現に貢献して参りたいと考えています。

選挙用ポスター掲示板の設置場所と枚数
石巻市418枚、登米市278枚、気仙沼市170枚、東松島市126枚、柴田町100枚、涌谷町79枚、
大河原町77枚、丸森町71枚、女川町42枚、七ヶ宿町19枚

「日本・インドネシア・マレーシア 三国合板合同会議」が開催されました

2024年9月17日、東京都内において「日本・インドネシア・マレーシア 三国合板合同会議」が開催され、APKINDOおよびMPMA(STA)、日本木材輸入協会(JLIA)、日本合板工業組合連合会(JPMA)の各団体が参加し、
合板を取り巻く厳しい現状や問題点、森林資源の保護や環境保全の取り組みなどについて各団体から報告されました。当社社長の井上篤博は、日本合板工業組合連合会会長として出席し、日本・インドネシア・マレーシアの三国は良き競争相手、良きパートナーとして更なる協力関係を構築し今後も様々な課題に取り組んでいきたいと述べました。