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矢本海浜緑地の植林活動に参加しました

2009年10月10日、松くい虫被害が続く東松島市の矢本海浜緑地で3か年事業の最後となる「大曲ボランティアの森植樹事業」が行われました。セイホクグループをはじめ、住民や市民など約180人が参加し、抵抗性クロマツの苗木600本を植えました。この植樹は19年度から始まり、これまで2700平方メートルに計1800本のクロマツを植樹しました。来年度以降は市民協働の中で下草の刈り払い作業を継続させ、植樹地を守り育てていきます。

若林正俊農林水産大臣 石巻工場視察

2009年3月1日、若林正俊農林水産大臣がセイホク石巻工場を訪れ生産現場をご視察されました。若林大臣は環境大臣も歴任されていたことから、以前より当社の「木の300%活用」に強い関心を示されており、国産の間伐材を利用した合板工場・LVL工場、廃木材を原料としてリサイクルを実現したPB工場・MDF工場、さらには、疲弊した木くずを燃料にしたバイオマス発電などの生産現場をご覧になり、現場担当者の話に熱心に耳を傾けていらっしゃいました。

矢本海浜緑地の植林活動に参加しました

2008年11月1日、松くい虫被害が進む東松島市の矢本海浜緑地で「大曲ボランティアの森植樹事業」が行われました。セイホクグループをはじめ、市民などから200人が参加して、苗木600本を植えました。当社も昨年に引き続きこの植林事業に参加し、森の再生に汗を流しました。

村井宮城県知事 石巻工場を視察

2008年5月24日、村井嘉浩宮城県知事はセイホクの石巻工場を訪れ、県産材を用いた合板の製造工程やバイオマス発電プラントなどを視察しました。今回の視察は、知事自ら現場の意見を聞き、それを県政に反映させることを目的に行われました。先進的な取り組みや活動を行っている企業等を視察し意見交換を行う「"みやぎの現場"訪問事業」の一環で、同社工場は、県産材の有効活用やバイオマス発電事業に関して、積極的な取り組みを進めている企業として視察を受けました。

みやぎ森林(もり)づくり支援センター設立しました

2008年2月26日、宮城県内の合板製造会社などは森林伐採後の再造林を促すため、個人の森林所有者に苗木代金の一部を助成する支援組織を設立し、4月から業務を開始しました。木材価格の低迷などで植林が進んでいない伐採地の有効活用につなげます。セイホク石巻工場、石巻合板工業、西北プライウッド、東京ボード工業石巻工場、日本製紙木材東北支店、県森林整備事業協同組合、県森林組合連合会が参加し、合計620万円を拠出して「みやぎ森林(もり)づくり支援センター」を設立しました。このセンターから1ヘクタールあたり10万円を上限に補助されます。宮城県によると、森林再生を民間が支援する組織は全国で初めてとのことでした。

国産材100%で生産 岐阜県中津川市に65億円を投じ合板工場

2008年2月21日、セイホクが中部圏では初めて岐阜県に進出し、県内林業団体と協調して中津川市に合板工場を立地する協定を岐阜県及び中津川市と締結いたしました。岐阜県が推進する「生きた森林づくり」の具現化のため、これまで林内に放置されてきた未利用材の利用分野の拡大策として「県産材流通改革プロジェクト」に位置づけによるものです。山間地に合板工場を立地し材料をすべて国産材でまかなうことで、地域林業の活性化と地域経済へ貢献できるだけでなく、森林の蘇生を通じた地球環境の保護にもなると考えています。4~6月をめどに、県内の林業関係団体と事業主体となる協同組合を設立し、2010年度に生産を始める予定で、50~60名の雇用創造と約10億円の原木を購入し合板を生産、名古屋・大阪・静岡など中部圏関西圏へ販売する予定です。生産する合板は、増改築や新築の際に使用することにより耐震性・耐火性を強化できる製品で、強く安全な住宅を建設することにつながります。これにより間伐材などの未利用材を大量に利用でき、『植えて・育てて・伐って・利用する』という資源循環の「生きた森林づくり」推進の一助になると考えています。

写真左:「合板工場立地協定」締結式
写真右:写真左から大山耕二中津川市長 当社社長井上篤博 古田肇岐阜県知事

矢本海浜緑地の植林活動に参加しました

2007年11月10日、松くい虫の被害が深刻な東松島市矢本の県立都市公園「矢本海浜緑地」で地域住民らで構成する大曲地区まちづくり委員会が中心になったボランティアによる植樹がありました。住民をはじめ、総合木質素材メーカー・セイホクとグループ会社、矢本、鳴瀬両建設職組合、石巻サーフィンクラブなどから約180人が参加し、松くい虫に負けない特殊な抵抗性クロマツの苗木600本を植えました。

国産材単板工場が稼働

2007年10月19日、西北プライウッドの単板工場が完成し、操業を開始しました。総工費30億円。自前で単板を調達し一貫工場となります。投入丸太はすべて国産材で月間6,700立法メートル。杉は5,000立法メートル、アカ松、カラ松が1,700立法メートル。単板は4,020立法メートル生産します。杉丸太は宮城県産を中心に山形、福島両県から確保、アカ松やカラ松は岩手、群馬など近県産を活用します。新規に防腐・防蟻性の高い杉赤身材を利用した構造用LVL土台角を開発、販売を拡大します。

川村林野庁長官 石巻工場を視察

2006年7月4日、林野庁の川村秀三郎長官がセイホクの石巻工場を訪れ、宮城県産材を活用した合板製造ラインやバイオマス発電施設を視察しました。川村長官は環境対策を実施し、国内での国産材需要の急増を受けて、環境に配慮した合板製造や間伐材などの木材資源の有効利用策に積極的に取り組む生産現場を視察するため当社を訪れました。石巻地区の合板生産量は全国生産の2割以上を占め、林野庁の「木材の新しい流通・加工システムモデル整備事業」を導入して国産材合板生産に取り組み、併せて宮城県では「森林資源活用パイロット事業」などを展開して杉間伐材など県産材の安定的な供給確保を図っています。

第1回エコプロダクツ大賞 農林水産大臣賞受賞

2004年12月9日、当社は、エコプロダクツ大賞推進協議会が主催する平成16年度(第1回)エコプロダクツ大賞エコプロダクツ部門において、農林水産大臣賞を受賞しました。今回受賞した国産材合板『杉工房』・『松工房』は宮城県の地域森林計画対象民有林の樹種別蓄積量で約98%を占める杉や松を利用した合板です。

『杉工房』・『松工房』の特徴
国産杉材は、輸入カラマツ等に比べ強度不足の弱点がありましたが、単板を貼り合せる時に使用する接着剤の組合せや、製造技術の向上に伴い、諸問題を克服できる製品を開発することができました。従来製材用不適合とされたB材や利用価値がないとされてきた小径木等を安定的に使用できることで、間伐後放置されていた林地残材の削減や、B材の安定需要による間伐事業の採算向上にも繋がり、県下林業構造改善にも貢献するものであります。さらには地球環境保護にも繋がります。また、剥き芯や製造工程で発生する合単板片は、チップ化され、木質ボードの原料としてリサイクル使用されています。使用後の合板も当社にて回収し同様にチップ化し、再び製品化することで再利用しています。

『エコプロダクツ大賞』とは…
「エコプロダクツ大賞」は、環境負荷の低減に配慮したすぐれた製品・サービス(エコプロダクツ)を表彰することを通じて、エコプロダクツの供給者である企業等の取り組みを支援し、わが国におけるエコプロダクツの開発・普及の促進を図るとともに、エコプロダクツに関する正確な情報を需要者サイド(事業者、消費者等)に広く伝えることを目的に、今回初めて実施されたものです。最もすぐれたエコプロダクツ部門において農林水産大臣賞、経済産業大臣賞、国土交通大臣賞、環境大臣賞の4件の大賞が、エコサービス部門において農林水産大臣賞、経済産業大臣賞、国土交通大臣賞、環境大臣賞の4件の大賞が、それぞれ決まりました。また、大賞に次いですぐれたエコプロダクツとして、エコプロダクツ部門で10件、エコサービス部門で6件がエコプロダクツ大賞推進協議会会長賞(優秀賞)となりました。